デザイン年度 1979年

ルールラシリーズの開発コンセプトは指物の精緻な美である。高い精度の指物技術を駆使して100年の使用に耐える家具を目指した。この家具のアイキャッチとなる真鍮の象嵌は楢材の無垢板にNCルーターで線彫りした後、真鍮を埋めて表面をさらう加工を施した。この真鍮の反射光の効果が外観上のシンボリックなオブジェとなる。 ドイツのmd誌 88ページ 1981年3月に掲載、デンマークのmobilia 誌1980年No296/97 ページ29にスケッチで掲載。