Ikea of Sweden AB
Nacka・デザイン年度 1974 イージーチェア
IKEAに勤め最初に開発したメモリアルチェアーである。 クサビを活用したノックダウン構造を特徴としたアイテムである。
Dante・デザイン年度 1974 キャプテンチェア
折り畳みの方向を前後に転換したことで、新しい形態が生まれた。
Poem ・デザイン年度 1975 ハイバックチェア
成型合板の剛性とキャンチレヴァーの形状との相乗効果によって快いスイングと快適な座り心地が求められた。現在はポエングと呼称を替え30年、超ロングセラーの更新中である。しかし、私にとって時間と量の記録より価値あることは、デンマークのドクターが椅子の快適さの調査をされたことがあった。そして、ポエムが最も高い評価を下だされたことだ。イタリアのDOMUS誌1988年2月ページ75に使われている。
Birka・デザイン年度 1976 ハイバックチェア
POEM グループ2番目に開発し、POEMと同じシートを活用したハイバックチェアーである。フレームは木地棒を使いナチュラルで軽快なアイテムとなる。
Bore・デザイン年度 1976 ハイバックチェア
POEMグループ3番目にデザインした。POEMと同じシートを活用したパイプフレームのモデルであり、シンプルと軽装を心がけた。キャアスターの使用で移動の便宜を図る。
Tell・デザイン年度 1976 ハイバックロッキングチェア
POEMグループ4番目のアイテムであり、POEMと同じシートを使う。パイプのフレームを使ってロッキングチアーにチャレンジした。ロッキングバランスも悪くない。
Plankton・デザイン年度 1976 ソファ
パイン材をたっぷり贅沢に使ったフレームに厚めのクッションでバランスを整えた。ラステックな表情が懐かしい。
Mon・デザイン年度 1977 イージーチェア
成型合板のフレームを使う。キャンバス地にパイプでシートポジッションを作り、薄いクッションにキルトを施した。
POEM セクション・デザイン年度 1977 ハイバックセクションチェア
複数、無数に連結可能なPOEM 5番目の椅子となる。この椅子も同じシートを活用し、待合の用を意図している。
POEM 回転椅子・デザイン年度 1977 回転椅子
シリーズ6番目の開発であり、同じくPOEMのシートを活用したグループ最後のアイテムとなる。成型による5本足で回転軸を支えた。
Leka・デザイン年度 1978 補助ベット付ベット
ブルーに塗装したパイプのフレームとヘッドボードにはパンチングプレートを使ってクールさと軽快感を表現した。
Musssla・デザイン年度 1978 ベット、コートハンガー他
このシリーズは、金属パイプの骨組みに黒地に赤のテープと赤のジッパー(ZIPPER)を活用した綿布で構成した。若者向けのアイテムである。
Daralo・デザイン年度 1981セクショナルソファ
座枠に背もたれのパネルを固定した一人用のパーツを単位とし、コーナー部分はL型となる二枚の背当てを固定する。並列の連結やL型連結、更にコの字型の展開が可能となる。アームのパネルは両エンドに内部から固定して整える。
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CondeHouse
タックシリーズ・デザイン年度 1978
カンディーハウス10周年の記念イベントに指名デザイナーとしてコンペティションに参加、スウェーデンからの帰国に際し創案を携える。このシリーズはキャビネットを主体に開発した。しかし、支柱の強度不足が完成への到達を阻む。椅子は多くの建築家の方々に愛用戴いた。
ラベンダーシリーズ・デザイン年度 1978~80
リビングのイージーチェアーや2P,3Pソフアーとテーブルを中心に開発を始める。このリビングで使う椅子の特徴はフレームをシャープに見せ、なおその強度を支えるために逆U字型のスプリングを使った点である。最初に座った時のショックをスプリングで受け、フレームへの波及を抑えている。その後、ダイニングチェアーとテーブルをデザインする。ダイニングの椅子にアームチェアーが仲間入りしたのは20年後の2000年だった。現時点で最後となったアイテムは回転椅子であり2002年にラベンダーのフアミリーとなる。
ルールラシリーズ・デザイン年度 1979
ルールラシリーズの開発コンセプトは指物の精緻な美である。高い精度の指物技術を駆使して100年の使用に耐える家具を目指した。この家具のアイキャッチとなる真鍮の象嵌は楢材の無垢板にNCルーターで線彫りした後、真鍮を埋めて表面をさらう加工を施した。この真鍮の反射光の効果が外観上のシンボリックなオブジェとなる。 ドイツのmd誌 88ページ 1981年3月に掲載、デンマークのmobilia 誌1980年No296/97 ページ29にスケッチで掲載。
メルサシリーズ・デザイン年度 1980
大容量の書籍収納を意図したデザインである。しかし、書棚の単位機能を避けて多様な活用に資するために引き出しボックスを移動可能にする。また、棚板と仕切り板の可動も配慮して広範な使用を探る。
パートナーシリーズ・デザイン年度 1983
デザインソースを中国の椅子に求め、視覚的な軽量感とシンプルで清楚なイメージつくりを心掛けた。
バーブロシリーズ・デザイン年度 1993
曲面と曲線を多用した椅子の形状は、さらにカモシカのようにスリムな足もとを特徴としている。イージーチェアーと二人掛けのラブチェアーを主体に、丸の小卓と楕円、三角のテーブルを組み合わせてシリーズ化する。
スザンナシリーズ・デザイン年度 1994
デーニッシュテーストとクラフトマンシップをデザインのコンセプトに定める。掛け心地のよいサポートと共に手触りの感触を楽しめるサポートを意図する。
スザンナシリーズ・デザイン年度 1994
デーニッシュテーストとクラフトマンシップをデザインのコンセプトに定める。掛け心地のよいサポートと共に手触りの感触を楽しめるサポートを意図する。
リネアシリーズ・デザイン年度
家庭用と業務用、双方の活用を念頭にデザインしている。比較的オーソドックスなフオームを志向した。高齢者のサポートを特に配慮した。
フローレンスシリーズ・デザイン年度 1996
先のスザンナ同様、素材の曲線や曲面が皮膚とその触角に触れて伝わる快感を大切な要素と捕らえている。もちろん快適なサポートは、どんな椅子の場合でも絶対条件と考えている。
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10 - 10
メーベルトーコー
レイローシリーズ・デザイン年度 1981
フオールディングの座椅子と座卓に飾棚を加えてシリーズとした。座椅子は背面の支えとなっている部分を前方へ押し込むと一枚の板状になる。背もたれの部分を起こして支えの穴に手を掛け引き出し、クッションを置いて使用する。座卓は裏面のロックをはずし、中心方向へ滑らせると低いテーブルとなる。イタリアのアビターレ誌1983年9月号の143ページに掲載される。
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モーリーショップ
モーリーハイテック・デザイン年度 1981
棚以外のアイテムは6㍉ワイヤーで椅子とテーブルのフレームを構成している。 細かいネット部分とハンドルは4㍉を使った。座面や肘掛の木部と金属部分は製作を違えるため、できるだけシンプルな方法によるジイントを考えた。テーブル類とワゴンの取り付けも椅子と同じ構造である。棚の支柱は32㍉のパイプを使った。棚板の取り付けは板と桟で支柱を挟みビス止めで固定する。この方法によって任意の位置に棚板の固定を可能にしている。椅子における鉄の活用は細くても丈夫である。その上柔らかく躯体を構成し、体をサポートする素材の剛性が形状に調和して、その特性が生かされている。 ABITARE誌1983年9月号(ページ143)に掲載される。 2
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冨士ファニチア
Do480・デザイン年度 1983
コンテンポラリーモダーンを基調として、ハードウットで加工精度の高い椅子のデザインを求めた。しかも、すわり心地の良いサポートである。一部に形を整える稜線を残し、以外はすべてに触りの良い優しい曲面で構成した。
F's d369r・デザイン年度 2005
ジャパニーズ・コンテンポラリーをキーワードに開発した。格子柄を活用しながら適切な曲面で体を支えて、快適さを確保し同時に、日本の空間への調和を想定した。
F's d368r・デザイン年度 2005
成型合板を活用したシリーズで、コンテンポラリー・モダーンを志向した。曲線が織り成すやさしい表現に、長年にわたって培った技術が冴える。やさしい曲線は体にフイットして安らかなサポートを約している。
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鍛造鉄加工による家具の開発 スターライクシリーズ
Do480・デザイン年度 1983
コンテンポラリーモダーンを基調として、ハードウットで加工精度の高い椅子のデザインを求めた。しかも、すわり心地の良いサポートである。一部に形を整える稜線を残し、以外はすべてに触りの良い優しい曲面で構成した。2
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キッチンウェア及びエンジョイウェア
ローソクライト・制作年度 ----
古きよき時代の名残、センチメンタルな想いが交錯する。欄間や、そこに描かれたモチーフの透かし彫りなどがローソクの揺らめきに動く情景をイメージした。ローソクの明かりはまた、人の表情や感情までも生き生きと見せる効果を持っている。ローテクの癒しの効果は大きい。
貯金箱・製作年度 ----
ねずみをモチーフに貯金箱を考えた。嫌われ者のねずみも意外とユーモラスな表情に目じりが下がりはしないだろうか。
ブックエンド・制作年度 ----
猫のモチーフをブックエンドに活用した。四足で立ってお尻で支える形と、お尻で座って四足で支える二つのポジションがある。顔の表情にもユーモアを表現する。
キッチンウェア・制作年度 1968
料理は、そのお国柄と文化が反映されるものだ。北欧の生活に触れて感じたことに、食にまつわる小物の多さがある。実に楽しく細やかで、豊かな暮らしを実感した。木材の小片を活用した小物の創作と、その面白さを彼らの暮らしの中で教わった。
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